磯鷲

演劇、コメディ、コント

notice【11】

ばーん!

 

演劇祭が終わってからブログの更新を忘れてた。更新しよう…とも思ってなかった。でも更新します…。

 

10月13日~15日、学祭公演が東北学院大学土樋キャンパス90周年記念館4階、第1防音室で行われます!ぜひ…ぜひ…お越しください!お待ちしてます…!

 

只今絶賛稽古中なのですが、今回の劇はコメディ…面白くしたい…。他の役者や演出など、様々な方からアドバイスを貰いながら少しでもいい劇にするため稽古をしています。

時間は…ない…けど、面白い劇になるぞ…!と思いながら練習できています。それがモチベーション。

少しでも見ている方にとって充実した時間になるように頑張ります…!

 

演劇祭が終わって、舞台の楽しさを改めて感じるのと同時に、とてつもなく心を削ってエネルギーを使うものなんだな…と感じました。

「しばらく役者は休もう…」と思ったのですが、結局約1ヶ月後にはまた舞台に立とうとしています。「疲れる」「しんどい」って絶対思うのに頑張れるのは、舞台が、笑いが好きっていう、ただそれだけなんですかね。

役者が男子だけってのも楽しみ…(経験が無いだけ)

虎太郎さんも隆一さんも面白いんです。センスがある。センスってなんだって言われても分かんないけど。

 

本番楽しみたいし…ウケたい…。

 

時間は無いですけど、役者、スタッフ、力を合わせて頑張ります。

 

 

疲労…。

4【10】

【9/1~9/3 とうほく学生演劇祭4】

東北学院大学は「daydreams」という作品を上演しました!

千秋楽…トリ…貴重な体験でした。夜9時から上演するという経験が今まで無かったので、とにかく新鮮でしたよ…!

 

今のうちに書いておかないと、ドラフトやら講評やらで劇が終わった後の感覚がどんどん薄れていくので…。とうほく学生演劇祭終わっちゃう…。

 

 

Twitterにいろんな意見が書いてあって見ていて楽しいです。「なるほどな」と思える意見がたくさんあるので、次演劇をする機会があれば活かしたいです。

でも今は何聞かれても「できることはやったので満足です」って思っちゃうので、もう少し落ち着いてから色々考えます。

 

 

そんなにエゴサするもんじゃないですね。

study【9】

他の人のことを最近よく見るようになりました。もっと学ばないといけませんね。

自分の技術の無さに焦っています。もっと学ばないといけません。

時間は無いけどもっと学ばないと。

とっても怖いです。

 

 

時間は無いけど本番は近づいてる訳で。そうなると段々「何とかなるんじゃないか」と思うようになってきます。そんなこと無いのに。

劇をみんなで作っている時、全然アイデアを出せない自分に腹がたちます。何の負担も背負っていない自分に。それと同時に先輩や同級生の発想力に驚いています。ここ何日かそんな感じです。

 

高校の時に身につけた演劇に関する知識が「全て」だと思っちゃっているんですかね。演劇のことを少し分かったつもりだったのかもしれません。吸収しようという意欲が減っているのか、分かりません…。今、ものすごく学べる環境にあるのに。分かりません。

 

 

大学生になって高校演劇以外の劇を少しずつではありますが、見るようになりました。そうすると「上手いなぁ」と思うことがとても多いんです。すごいんです。でも演劇を始めて、観劇をするようになった頃の「引き込まれる」という感覚は減ってしまいました。「あぁ、もう終わっちゃったんだ」「あぁ、面白かったなぁ」ってなる回数が感覚でですが減った気がします。何ででしょうか。演劇が好きな気持ちはそのままなのに。

 

時間は無いけどもっと学ばないと。あと少しです。

 

 

明日は練習が無いのでゆっくりリフレッシュしたい…けど劇のことをとにかく考えてしまいます。だからブログ書いてるんだけど。ばーん!!

 

最近ラーメンズのコントをめっちゃ見てます。ラーメンズバナナマンラーメンズバナナマン…の繰り返しです。バナナマンは「emerald music」、ラーメンズは「STUDY」をしっかり見ています。面白い!「科学の子」っていうコント好きなんです!ばーん!!

 

ばーん!!

 

 

余白【8】

みやぎ総文の審査員の佐川大輔さんがブログの中でTwitterなどで起こった講評などに対する様々な意見を踏まえた記事を書いています!

 

更新したいとは思っているのに…書こうとしては消してばかり…。

8回目の!ブログ!

 

 

みやぎ総文での東播磨と相農飯舘の上演についてです。

2校とも8月2日の上演でしたから、もう8日も経っているんですね…。

 

東播磨高等学校

・アルプススタンドのはしの方

 

舞台は野球部の県予選会場。全校応援のために球場にきた演劇部の安田と田宮、元野球部の藤野、帰宅部の宮下が登場人物です。ただこの劇の凄いところは見えない部分も想像させてくれるところです。音や目線で球場をイメージさせてくれます。「3番ショート 吉田くん」「4番ピッチャー 園田くん」、ウグイス嬢が本当に言っているようなアナウンスが実際の球場のような雰囲気を出してくれます。

5回裏の守備からスタートするのも素晴らしいです。この劇は暗転もなく、本当に5回裏からゲームセットまでを描いています。60分という上演時間では、実際の野球の試合を5回裏からゲームセットまでを描くにしては展開が早すぎるかなと思うかもしれませんが、違和感は全く感じませんでした。凄い。本当に東播磨高校の県予選を見ているのかと思ってしまうくらい。

客席の笑いの多さもとても印象に残りました。国立での上演をご覧になる人もいると思うのであまりネタバレはしませんが、ボケのかぶせ方などもとても緻密。最初の安田と田宮の会話で見ている客はほとんど笑っていたのでは?(大袈裟)それぐらいのウケの量だった気がします。少し狙いすぎなのでは?というボケもありましたが。

アルプススタンドのはしの方で少し人間関係が揺さぶられている、ただそれだけなんです。大きな変化は無いのかもしれません。それなのに幕が下りる瞬間にとてつもなく切なくて、そしてとてつもなく心が満たされたような感覚になりました。(分かりづらい)

 

2日目しか見ていないのですが、最優秀賞という結果、分かる気がします。

本当におめでとうございます…!

 

 

相馬農業高等学校飯舘校

・ーサテライト仮想劇ーいつか、その日に、

 

この劇に関しては何回かライブドアブログ時代に感想を書いてるんです。自分がいた地区の高校が全国大会に…。母校が地区大会で終わってしまっただけに最初は少し複雑な心境でした。でも高校を卒業して大学生になって、ほんの少しだけ高校演劇を俯瞰するようになると、これって凄いことなんだなぁ…と。今回の総文、相農飯舘を見ることを楽しみにしていました。

この劇は「仮想劇」という文字の通りいわゆるフィクション、実際に起こった話ではありません。想像の話です。でも実際にこんな未来が待っているのだろう…と感じるようなリアリティ。この高校が待つ未来をひしひしと思い知らされます。

どちらかというと、この劇は劇中で全ての答え、終わりが分かるというより、劇を通して見ている側に考えさせる…という感じ…?どの劇でもそういう目的を持っていて、自分がそれを感じ取れていないだけかもしれないけど。分からない…。

高校で演劇を始めて、高校演劇をそれなりには見てきましたが、「演劇じゃないと伝わらない」と1番強く感じる劇でした。この思いは演劇じゃないと伝わらない。言葉も、表情も、間も、音色も、訛りだって、全てが相馬農業高校飯舘校を伝える重要な要素になっていました。相馬農業高校飯舘校出身じゃない自分でさえ考えさせられる。本当に凄い劇。この劇に出会えて良かったです。ありがとうございました…。

 

もっと語彙力があればなぁ…。総文を見ていない人にも伝わるのに…。

 

2日目、他の高校さんも凄い見入ってしまうような、そんな劇だらけで改めて「全国ってすげぇ…」と思いました。

でもその中でも東播磨と相農飯舘が日が経っても心に残っていて、それで形に残しておこうと思いました。

 

 

 

 

 

自分の思いを馳せることができる、「余白」のある劇なのかなぁ…と思ったり…?

2日目、総文。【7】

宮城総文、2日目だけ日程が合って見に行くことができました。結論、とにかく幸せだった!笑った!感動した!息を飲んだ!たとえ遠い場所であっても全国大会は見に行く価値があるんだな、と思いました。

 

2日目は5校の上演。

HANABI沖縄県立向陽高等学校

「警備員 林安男の夏」明誠学院高等学校

「ーサテライト仮想劇ー いつか、その日に、」福島県立相馬農業高等学校飯舘校

「アルプススタンドのはしの方」兵庫県立東播磨高等学校

「彼の子、朝を知る。」岐阜県立加納高等学校

 

結果はこの中だと東播磨が最優秀賞、向陽が優秀賞で国立での上演となりました。もちろん2日目が終わった段階では結果なんて分かっていなかったのですが、何となく「最優秀の劇見れたんだぁ…」って幸せな気持ちになりました。

演劇で順位というか、結果をつけなきゃいけない時って地区大会とかだったら、ちゃんと声が出ているかとか、セリフを覚えているかとか、ある程度の評価ラインってあると思います。僕は審査員なんてやったこと無いですけど。でも各ブロックを勝ち上がってきた高校が集まる総文の2日目を見終わった後、率直に「どうやって順位つけるの…?」と思いました。それぐらい総文2日目に見た高校は完成度が高かった。1日目、3日目の上演校もおそらくめちゃくちゃ面白くて魅力的な舞台が集まっていたと思います。

 

感想は東播磨と相農飯舘だけにします。別記事で。

 

本当は全校書きたいのですが、舞台そのものの評価+観劇態度とか他の色んな要因も気になってしまって、どうしても全校書く気力がないのです。

 

 

 

 

 

 

ふと【6】

高校演劇で一番スリルのあるワードって「創作コメディ」じゃないですか?どうなっちゃうのか見るまでワクワクします。たまにめっちゃ面白い劇と出会えますよ。たまに。高校1年の時の県大会で見た石川高校の劇、面白かったなー。

 

高校の時、「だがし」というデカい男がいました。僕の同級生なのですが、とにかくキャラが濃いんです。エチュードとかでも、いるだけで面白いみたいな。それに加えてワードチョイスも結構良かったんです。何言ってるか分かんない時がほとんどだけど。同じ演劇部の自分はめちゃくちゃ羨ましかったです。別にだがしみたいになりたいとは思ったことないけど。

演劇部でだがしというキャラクターに出会ってからすぐにどういう言葉が面白いのか、どういうタイミングで言えば面白いのか、色々考えるようになりました。キャラクターでは完全に負けるから。他の部分で追いつこうと色んなコントやコメディを見ていました。でも多分追いつけなかった…。懐かしい。

そんなことを総文の前にふと思い出しました。

 

 

何が面白いのか最近分かんなくなってきたけど頑張ろう…!

学生演劇祭まであと1ヶ月ぐらいしかないことにゾッとする…。

satellite【5】

相農飯舘さん、明日楽しみにしています…!

 

高校演劇のファンでも何でも無いですが、とにかく明日が楽しみです。相農飯舘さんの上演が待ちきれません…。相双地区から全国大会に出場する高校が出るとは…と思っていた頃が懐かしいです。

 

自分のダメなところなのですが、高校時代からどうしてもコメディチックな作品以外を敬遠しがちになっています。「笑い」というものがベースに無いと物足りなさを感じてしまうからです。演劇ってものの幅を自分で狭めていることは分かっていますが、今に至るまでその感覚は変わっていません。

ただ、相農飯舘さんの劇は違いました。コメディではない劇なのに上演が終わった後、もの凄く充実した感じというか、濃い60分を過ごしたなという感覚になりました。こむこむでの上演の時でしたが、あの感覚は今でも覚えています。見る人がみんな同じ感想を持つ訳ではないので、「素晴らしい劇だ」「感動した」なんて言葉は簡単に使えません。でも、僕個人としては見て良かったと思いました。明日会場にいる人がどんな感想を持つのか、とても気になります。